主応力とモールの応力円。参考書選びが大きく効率のいい勉強になるかどうかを左右する!選んだ本によっては全く理解不可能...。
主応力とモールの応力円モールの応力円は、土中の1点Pにおける主応力σ1,σ3とその方向が与えられたとき,点Pを通る任意の傾斜角αを示す面上の垂直応力σaとせん断応力τaについて応力状態(σaとτaの関係)を,円の座標によって与えるもので、土の破壊についての考え方を与えてくれます。
言葉で書くとよくわからないと思いますが、せん断応力τaは滑りやすさの目安になるので、土の破壊(崩れやすさ)について考えるときに具体的な数字でいろいろ示してくれます。
せん断:ある面を境にしてお互いに反対方向に滑りを生じる現象のこと。
さらに土圧との関係があります。土が崩れるということは圧力が関係しているのですが、二つの土圧理論が有名です。以下にテストに関して出題される可能性のあるものを書いておきます。もちろんこれだけではありませんよ。
- 主応力とモールの応力円
- ランキンの土圧の考え方
- ランキンの土圧の計算方法
- クーロンの土圧の考え方
- クーロンの土圧の計算方法
主動土圧 … 構造物が土から離れる方向に微小変位して,土が緩む時の土圧
受動土圧 … 構造物が土の方向に微小変位して,土が密になる時の土圧
構造力学 の参考書