生物化学。選択問題であることが多いので、やらない人はやらなくていいのですが、問題のレベルが他に比べてなんだか低い…?調べてみるとこんな理由がありました。
酵素反応は出題者泣かせ!?もちろん合格を狙ってるけど「なんでも勉強をすれば良いというものではない」。できるだけ少ない努力で…。というわけで今回は代表的な少ない努力で点数になる分野の話を見ていきましょう!
私の場合、短期間の対策(2週間)で本番の専門試験(国家1種)でこの生物の分野は5割程度は正解できました。公務員試験の合格は全体の6割程度といわれているので、短期間でコレだけ取れれば、おいしい分野といえるのではないかと思います。もっと時間をかければさらに正解率は上がりそうです。特に酵素反応の分野は頻出でありながら、問題は似ていたりします。出題せざるを得ないのでしょう。
どうやって出題範囲を絞るか?では、どうやって勉強したか?というあなた。そもそも生物化学という選択は検討したことがありますか?生物って暗記じゃ…。いえいえ、暗記が苦手な人も得点源にできる可能性は十分あります。もちろん暗記が得意な人にとってはありがたい分野です。生物は覚えることが多いような印象がありますが、出やすい分野が他に比べてわかりやすいという特徴があります。
さらに、計算が得意な人は生物化学の頻出事項をすで解くことができるので敬遠したら損です。具体的には、定常状態近似の考え方がわかっていれば生物化学での計算は対策済みといっても良いほど。これだけで出題範囲の絞込みの一部が終了です。自分で範囲の絞込みをする場合、考えるべきことは出題される可能性が高いのはどれか?ということです。
これで成功専門試験の範囲は分析、物理…etc。多い。全部理解しようとすると参考書は数冊におよび、ページ数にすると数千以上になってしまいます。全部は無理。合格者はそんなに天才ばかりなのか?前に公務員試験に合格した先輩に話を聞いてみたところ、「全部勉強しても意味ないよ。出そうな分野があるから、可能性が高いところだけやっていくのが基本だろ?」確かに最もな意見。絞ろう!と決めました。でも、どうやって効率よく絞るんだろう…?
とにかく参考書を比較することです。どの参考書にも載っている頻出の例ということはどの参考書を作成した著者も「これは大切だ」と判断したということになるので、有名な問題は最低限知っておくべきことだという目安になります。多くの人が知っている問題を多くの人と同じように解くこと、これは重要なポイントで、多くの人ができることができないと置いていかれてしまいます。
『参考書を選んでも自分に合ったものかどうか良くわからないという方に、とりあえず売っているものを買ってみたという勉強法は時間の浪費に・・・。 【有名参考書】を載せておきました』→化学の参考書へ