公務員講座。熱力学の話です。

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熱の感覚

 熱問題は高校で習う気体の状態方程式が関係してくる問題、そのまま熱容量が関わってくるもの、グラフを使うもの、この3つが大部分を占めていると思います。

 一般的にあまり参考書での扱いは大きくありません。というのも出題はされるけれど、点数配分があまり高くないからです。

 工学の基礎は普通数学、物理が半々くらいで出題されます。さらに物理は力学、波動、電気、原子の4つに分けられます。波はドップラー効果、電気はキルヒホッフなど有名なものはかなりの確率で出題されます。

 力学も熱よりは速さなどのほうが出題されやすいといえるでしょう。出題される可能性が低い熱は対策をしなくても良いのではないかというのが一般的な考え方だと思います。確かに可能性は低い分野ですが、出題された場合に取れると取れないでは大きく違います。しかも必ずと言って良いほど基本中の基本だけです。これほど差をつけるのに適した分野もないと思います。上に上げた3パターンを演習するのは時間はかかりません。

 その気になれば一日で対策がすんでしまいます。気体の状態方程式は代入するだけ。熱容量も代入するだけ。グラフに少し時間がかかるかもしれませんが、それが終わればこの分野の対策はおしまいです。計算練習でいかに早く処理できるかという練習さえできれば、必ずプラスに働いてくれる分野です。

 例えば、ガソリンの出力が…という問題を見たとき対策をしていない人は素通りするでしょう。

 これは単位がわかっていればそれでおしまいの問題です。つまり、W(ワット)、N(ニュートン)などのごく基本的な単位が絡んでくるので面倒に思えてくるのです。これを頭に入れるのよりも、恐らく調べるのが面倒というほうが上回るのだと思います。単位に関してはまとめたものを載せる予定ですのでまた覗いてみてください。

 あとは演習さえできれば、この分野の対策は驚くほど簡単に、しかも出題される可能性の高いものだけを選んで終わらせることが可能となります。

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