公務員講座。力学の話です。

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公務員試験の教養で大切な分野の一つに力学があります。基本的なポイントをまとめてみました。

力学の力

図のように、水平面より高さhの台の端に質量Mの物体Aを置き、質量mの物体Bを速度vで滑らせて衝突させたところ、物体Aは水平距離L離れた場所に落下した。 水平距離Lはいくらか。

ただし、物体の大きさや物体と床の摩擦は無視。衝突は完全弾性衝突。重力加速度g。(3分以内に答えを導くことが目標)

この問題は基本問題ですと言われますが、何が基本なのか?私が考える基本というのはこの問題を正確に解くための式を知っている、 これができれば基本を理解しているということがいえると思います。式を知っていれば答えが出る問題をここでは基本問題と呼びます。

一種ですら一次試験なら基本問題だけを確実に解くことができれば、合格は可能だと思います。つまり、演習量の多さで勝負が決まる。

上の問題どうでしょう?問題文が使うべき式を全て教えてくれています

衝突して、速度が与えられていて、重さもわかっているので、運動量保存の法則。さらに完全弾性衝突という記述からもう一つ式が出ます。

最後に距離という記述から運動に関する式が出ます。ここまでは考えることはありません。ただ、知っている式を書けばよいのです。 公務員試験の問題はヒントが問題文にあるモノがほとんどだと思います。この式を組み合わせれば答えはでてきますと。解法まで教えてくれています。 これ知っていますか?というレベルのものが大部分です。

では、解けない人が解けるようになるには何をすればいいか?これはヒントをヒントであると見抜くことができるようなるだけで良いのです。 上の運動量保存の法則、距離の式などは教科書にも載っています。特別な勉強はいりません。教科書を読んでみてください。

問題は理解したかを確かめるための演習です。教科書を読むことはできます。わかると思います。本当にわかったか? 使いこなせるか?いつ使うか式なのか?教科書で頭の中にインプットした知識を使うタイミング、 アウトプットするタイミングを自分で判断できるようにならなければ意味がありません。 試験の後、解説を読んで納得する力ではなく、 試験の最中に自分で解法を選択する力 、これが必要です。 模擬試験ならいいのですが、本番の後、納得しても遅い…。

質のよい解説出題される可能性の高い問題を分析してそれをまとめた本。そんな本を選んで、演習すれば、工学の基礎は制覇可能ですね!私は工学の基礎は満点でした。 使った参考書は解説と演習の本です。

資料解釈

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判断推理

お金と数学と公務員

工学の基礎

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