化学職では最もよく出題される定常状態近似。理解するのは比較的楽で、しかも記述ではなく、選択なのである程度式を立てることができたら正解にたどり着くことは難しくはありません。
速度論の穴速度論で重要なのは定常状態近似の式を立てることができるかどうかということだと思います。
各素反応式から一つをピックアップして式を立てる。この演習は有名なのでよく参考書や教科書に載っているので、それで行えばよいでしょう。ここでは注意点だけ載せておきます。
下に示したような式を見かけたら注意が必要です。式@とAは同じ意味なので、速度定数を含んだ式は同じ記述になります。
もし定常状態近似の問題で納得がいかない問題があったらこの考え方を思い出してみてください。